Employee Interview

辻 柚樹

  • 保育士

入職したきっかけを教えてください

入職する以前は大型の保育園で働いていました。
十数人の園児一人一人と関わる時間が限られていて、台風のように過ぎ去る毎日でした。
一身上の都合でやむをえず引っ越しする際に、これを機会に視野を広げようと求人サイトで紹介してもらいKID ACADEMY NURSERYを知りました。企業主導型保育園はここ数年で沢山増えてきたように感じます。
きっかけとしては、企業で働くお母様(お父様)の手助けになれる、大好きな子供達とゆったりと関われると言う点で、入職を決めました。

どのようなスキルが身につく職場ですか?

私は、子供が周りを見て学び、行動することから、日々の保育の中で、どんな子供になって欲しいのかを常に考えながら保育をしています。
中でも最も重要なのは、年齢に合わせた保育を、保育者側から促していくことだと考えています。
例えば、衣類の着脱ひとつにしても、0歳児は難しいけれど、1~2歳児に対しては、自分でズボンを脱ぐと言うことを毎日言葉がけや、見守りの中でできるようにしていきます。大事なのは、”できてもできなくても沢山褒める”ということで、できなかった場合は「できなかったけど頑張ったね!次また頑張ろうね!」と声をかけます!もちろん、できた場合は「できたね!次もまた頑張ろうね!」と声をかけ次へのやる気や自身に繋げます。
子供は何気ない日常の中に一回でもできた!という喜びがあれば、成長に繋がり、世界が違って見えると思います。このように、自分の今までの経験を踏まえて、子供達の無限に広がる可能性を伸ばしていく保育を心がけることが大事だと改めて感じます。うまくいかない時は周りの保育者と意見交流をします。そこで、自分では気づかない物を沢山吸収し、学べるという環境に感謝してスキルアップを身付けています。

今の仕事のやりがいは何ですか?

0歳児から2歳児の一番大事な時期に関わるため、保育者に求められることも大きいです。逆に一生のうちで子供のその時期に関われるということは幸せなことでもあります。
初めて立った時、初めてトイレで排泄を成功した時など、保護者様と一緒に成長を見届けることができることに1番のやりがいを感じます。また、2歳児で卒園していく子供達がその後、他の保育園や幼稚園に入園した時に困らないように、最低限出来るようになって欲しいところは根気強くサポートしています。
手厚い保育ができると言う点は、小規模ならではだと思います。私は、毎日を楽しんで過ごせるように試行錯誤をして、いろいろな事を経験させてあげたいと思っています。私達保育者の使命は、第一に大切な命をお預かりする。第二に、子供達の笑顔のために考え、行動する。と言うことだと思いますし、それがやりがいに繋がっています。
誰にでも、幼い頃保育園や幼稚園に通っていた時の印象深い先生はいるのではないでしょうか。私は子どもたちが将来「こんな先生いたな」と、成長した後も思い出してもらえるような保育者でありたいと思っています。

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辻 柚樹